日韓国際結婚~参考にならない完全マニュアル③~

■韓国生活手帳

式場が決まり、いよいよ始まった結婚への本格的な準備、まだまだスケジュール的にはゆるりと言う感じで進めていきました。とはいえ、何からやったらいいのかわからず、日韓夫婦のお友達に、あれはどうした?これはどうした?と電話で聞きまくりました。友達が「考えることがこれからいっぱいだから、まずは細かいとこまで考えず~!」って言ってくれたので救われました(笑)

両家顔合わせ 挙式6か月前

結婚前の結構な一大イベント「両家顔合わせ」。この日に結婚式の日取りを決めることも多いようですが、まず国境をまたいでいるので顔合わせの日を決めるが大変だったので、私達は式場予約を先にしましたけど。周りに聞くと、韓国で顔合わせする場合と日本で顔合わせする場合、どちらもある感じ。そして、たまたま旅行で日本から両親が来た時に韓国でやってしまった〜という方や、式のギリギリなってようやくやった、とか、もう日韓で離れていて色々物理的にきついので式前日に顔合わせをやったとかいう場合もあり。あと、言葉が不安だと通訳さんを頼むこともあるみたい。

私達は、式は韓国だけでなので日本で顔合わせをしようとなったのと、義親が東京見物したーい!とウキウキだったこともあり、日本で行うことに。義兄家族も仲がいいのでわざわざ来てくれることになり、義親としては孫と海外旅行という嬉しい時間になりました。私達にとっても義兄家族と甥がいて和んで助かりました。

まず航空券やホテル、顔合わせ以外の東京観光コースを立てるのも結構気を使いました。韓国の親世代ってどんなとこがいいのか分からない。韓国料理以外食べられるものも少ない。なのでここは夫になるべく観光や食事の場所を選んでもらい、細かい導線は私がエクセルで計画表を作りました。また、重要な顔合わせの場所は、日本の両親が浅草のいいお店を選んでくれました!また渡航費や顔合わせの食事代など、誰が負担するのかはお家によって考えや状況が違うと思うので、ちゃんと話し合いましょう~。ちなみに通訳は私。てんやわんや(笑)

産婦人科 挙式5か月前

これはちょっと式準備とは番外編かもしれませんが、定期健診している産婦人科の先生が、結婚が決まったなら将来を考えて抗体検査をしてみては?とのこと。お国が変われば予防接種しておいた方がいい病気の種類も違うものですね~。私は風疹などは抗体があったのですが、肝炎の抗体がないとのこと。確かに韓国は肝炎が多くて予防接種するといいかもとは、ちらっと聞いていたけれど、そこまで真剣に考えたことはなかった。B型肝炎は3回、A型肝炎は2回、決められた間隔をあけて打ちます。接種中に妊娠してはいけない記事もあるので、結婚前に早めに打ち始めておくと安心!

韓服 挙式5か月前

韓国で結婚するとなると伝統服の「韓服」をどうするか決めることなります。着る機会は、前撮り/式当日にやるペベクという伝統儀式/式後に食堂でのあいさつ回りくらいです。式が終わって夫婦になってから着るのは、結婚後初の旧正月という名節に着たり、子供が1歳の誕生日のトルジャンチに着るかくらいです。なので、レンタルか買うかどっちでもOK。

私たちは義母が知り合いの韓服屋があったし、1着は持っていた方がということで買うことにしました。高いのかな・・・と思いましたが、新郎新婦2人分のセット+義母の韓服のスカート(チマ)だけで5万円ちょっと?しかかかりませんでした。日本の着物って高額なので、これにはホッとしました(笑)

ところで、韓服を作りにいこう~となったときも、またこうしたい、ああしたいというのがなかった私たちは、カタログをパラパラみたあと、お店の方のおススメが色合いがとっても良かったので、それにします~。で終わり(笑)

お店でも、あれこれ着せてくれるような比較もせず、まだ韓服の形をなっていない、ただの生地を重ねただけで「こんな感じです~」で終わり。私たちは「じゃ~それで~」。はーい、では体型だけ測ります~で測ってアッという間に終わり。ただの生地を合わせただけなので、実際に完成したあとに着て似合わなかったら・・・と不安にはなりましたが。

ちょっと前後しますが、韓服は結構早めにできあがります。でも、特に着る機会もないので、7月に日本で前撮りに行く前にできあがったものをうけとりに行きました。お店では、着方とか箱へのしまい方を習います。着てみたら、なかなかいい感じ!プロの目を信じて色を選んでよかったです。

ちなみに、日本の母は着物ではなく韓服を着ると言ってくれたので、このお店でレンタルすることにしました。ちなみに、国際結婚の結婚式も多く見てきましたが、江戸妻を着るお母さんや明るい色の置物を着るお母さん、韓服を着るお母さんなど、外国人妻の母たちは人それぞれでした。

アクセサリーのプレゼント 挙式5か月前

韓国では、義母からお嫁さんに、2つの金の指輪を送る習慣があります。サンカラッチと言います。うちの場合は、義姉にも指輪とネックレスを送ったとのことで、私にもくださいました。数万円単位の高価なものでしたので、日本の親にも報告し、日本の両親から新郎にもいいものをプレゼントを後日渡すようにしました。

前撮りのスタジオ選び 挙式5か月前

韓国では、前撮りのスタジオ撮影と式当日の撮影がセットになったプランが多いですが、私たちの場合、前撮りは日本と決めていたので、前撮りは日本のスタジオでし、式当日の写真は韓国でお願いすることになりました。式場も夫が候補を決めてくれ、ウェンデングドレスも、安いのでいいです~というやる気があるのかないのかな私でしたが、和装はめずらしく?一生懸命調べました。

すると海外からお願いするのは、いくつか難しい部分があり、それを全部解決できる場所にすることなりました。

1つは、申し込み前に直接相談に行けないこと。挙式まで余裕はないですし、行くにはお金がかかります。なので、電話やメールでの対応が円滑で、サンプルの写真などメールで見せてくれるスタジオである必要がありました。

2つ目は、屋内庭園スタジオがあること。後ろが普通のスクリーンのでいいなら問題ないですが、日本っぽい背景で撮りたい場合、野外撮影か室内庭園撮影になります。でも、屋外撮影は雨が降れば別の日に振り替えになるので、天候に合わせてまた日本に行きなおすわけにいきません。なので、屋内庭園が必要です。

3つ目は、お支払い。銀行振込の先払いのところがあったのですが、ちょっと金額がするものなのに不安です。でも、定額の予約金をペイパルで対応してくれ、当日現金払いでいいところがありました!

4つ目は、韓国の伝統衣装に対応してくれるか。私たちは、韓国の伝統衣装でも撮影したかったので、それも相談できるところになりました。でも、あまり色んなパターンと頼むと高額&撮影が長時間になるので、「白無垢+羽織袴」「色打掛+羽織袴」「色打掛+夫が韓国伝統衣装」の3パターンで落ち着きました。

で、そんなこんなで海外からの希望に快く答えてくれた「スタジオAQUA 新宿店」さんでしたので、予約しました。予約には書類を出したりがちょっとありましたが、全部メールで済みました。

 

だんだんと準備がすすみ、挙式約3か月前に。どんどん忙しくなってくる時期です。

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