韓国で運転免許GET ~技能教習から技能試験~

韓国生活手帳

前回のブログで書きましたが、トジョンは現在、韓国で運転免許の取得に挑戦中です。教習所選びや免許取得の流れは前回の記事へ↓

韓国で運転免許GET ~教習所選びから学科試験~
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学科試験の次は、場内技能と言われる教習所のコース内での教習を4時間受け、最終的にそのコースを回れるか試験を受けることになります。では、また挑戦してきたので詳細を説明します。

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教習所コースでの教習がたったの4時間の韓国

教習所の登録をした日に、すでに予約していた場内技能のスケジュール。2時間+2時間で計4時間を予約するようになっています。なので2日間行きました。私の場合は、日曜日に2時間受け、次にくる土曜日に2時間受けました。1時間と言っても50分ですので、50分×4=200分だけ運転したら後は試験。受かれば次は路上教習だなんて恐怖しかない(笑)

教習1日目、おじいちゃん教官の登場

人生で初めて車を運転する日!誰もが緊張する日ですよね。とりあえず遅刻しないように早くいき、カードと指紋認証で出席登録を。そして、待機室に移動して開始時間まで待ちます。時間になると、わらわらとおじいさん&おじさん教官が迎えにきてくれます。おじさんたちは、それぞれ自分が教える人の名前を呼んでいます。例えば、「キム・ダヘさん~いますか~?」みたいな感じで。その中に「ヨンムン!ヨンムン!」とぶっきらぼうに叫ぶ年配の教官が。ヨンムンって名前の人がいるのかと思っていたら「イルミ ヨンムンウロ デシンブン!」と言われ・・・。そうです。「名前が英文表記の方!!」と叫んでいたのです。私じゃん(笑)

韓国人は、日本人の名前を英語表記で見ても、読み方が分からないことが当たり前ですが多いです。それでもなんとか「なんて読むのかしら~?」みたいに呼ばれるの事が多いですのが、おじいちゃんだったので面倒だったのか、「英文!英文!」って呼ばれていたわけ(笑)

うわ~超怖そう・・・と委縮してしまいましたが、頑張るしかないのでついていき乗車。今日が初乗車だと確認すると、運転席ではなくまずは助手席に座るように言われました。まずは車の座席の位置の調整とか、ウインカーの出し方などを教えてくださいました。でも、外国人の私が分かるようにすごーく丁寧にかなりゆっくり話して教えてくれる方で!一度教えたことをクイズみたいに問題にして確認してくれたり。第一印象と違うぞ!(笑)

そしてまずはコース一周を助手席に座りながらまわることに。その時も、T字駐車の目安にする部分を示す単語が難しいと(日常で使う単語とまた違うので難しいところがある)一緒に車を降りて、ここだよ~と丁寧に教えてくださいました。そして年配の方なので、日本語の単語でも教えてくださり。いい人だ!終始、漫画みたいに鼻毛をむしって外に捨ててたけど。あとでそのハンドル握るの私なんですけど(笑)

2週目からは実際に自分が運転することに!教えてくれるのは、ずっと試験の練習の内容です。4時間の教習が終わった後に受ける試験のポイントだけをず~っと練習します。もっと早く~とかいろいろ注意点は言われたりしますが、まったく厳しくはありません。うまくできれば「ベリーグッ~ド」って英語で言ってくれます。そんなこんなで2時間終了。




教習2日目、1日目と教え方が違う

2日目は別の教官が登場。第一印象も明るい感じのおじさんです。試験のコースをぐるぐる何週も回って練習します。ちょっと戸惑ったのが、カーブを回る時の目安の教え方が教官によって違うらしく前回と違うので最初うまくいかず。あと、ブレーキを踏まないときに勝手に車が動く速度が車によって違うんですね!知らなかった。

なので、1日目はブレーキを踏まなくてもカーブをゆっくり回れたのに、今回はブレーキを踏まないと進むのが早くて対応できなかったんです。ちょっとちょっと注意されつつ、でもこの方も全然厳しくなく!最近はどの教習所もネットの口コミとか大事なので厳しくないようです。路上は命にかかわるから、違うかもだけど。私が運転中、重要な部分以外は教官はスマホみてましたーー:(笑)

ついに試験!試験の流れはこちら

場内技能4時間を終えると、その場で試験の申請ができます。窓口に行き、学科試験の合格証と身分証明書、受験料55,000ウォンと保険料4,000ウォン(保険だけは現金で)を払います。この日は、午前中に教習を受けていたのですが、午後の試験をもう受けられるので、すぐに受けました。運転の間隔を忘れないうちに。

試験まで数時間あったので、一度教習所から出てランチ&休憩。待っている時間が長く感じる~!また教習所に戻ると、出席チェックをして指定された部屋で待機。すでに試験を受けている人がコースにいるので、「合格です~不合格です~」というのが聞こえてきます。

開始時間になると教官が一人現れ、安全のための講習が30分くらいあります。昔は講習がなかったそうですが、教習中でも事故が多いとか。そして7人くらいずつ名前が呼ばれるので、順番に外に出て試験を受けます。待てど待てど呼ばれず、緊張が続いてすでにへとへと(笑) なんと後ろから2番目でした。なので、教室に入ってから1時間以上も待機していました。待機している部屋の前のモニターには、今試験を受けている人の合格不合格の結果がリストで映し出されています。

ついに名前を呼ばれ、列に並びます。そして、順番が来たら、指定された位置に立って待ちます。すると、管制室から放送で、○○さん乗車してください~と呼ばれるので、手をあげ、車にのります。椅子を調整⇒シートベルト閉めると、教官の運転でスタート地点に連れていってくれます。そして、左手をあげるように言われ、教官は降ります。そう、韓国の試験は一人で機械での採点で、一人で運転しないといけません!日本はどうなんでしょうか?

初1人運転が試験だなんて、これまた恐怖!(笑)左手をあげ、教官がいなくなると、試験がはじまります。機械から流れる指示にしたがって、ウインカーの出し方などをチェックされます。100点満点中、できないことがあると、減点されていき、80点未満になるとアウト。もしくは、一発で失格になる項目がいくつかあります。

まずちょいと焦ったのが、5秒以内にエンジンをかけるのも試験の項目で、今までの教習車はかかりがよかったのに、試験の車が1発でかからないではないか!すぐさまスタートキーを高速でひねりなおして4秒目くらいにエンジンがかかりました。それから無事操作に関する試験を終え、いざ出発!一人で運転するという状況に震えつつ、無我夢中で習った通りに進みます。

出発⇒坂道発進⇒下り坂⇒右折⇒直進信号⇒T字駐車⇒右折左折が何回か⇒左折信号⇒緊急対応⇒直線の加速があります。もう怖すぎて早く終わってくれ~という感じですが、駐車もうまくいき、どんどん進みます。一人で直線加速するのが怖くて、速度20キロ以上を出すところがギリギリ足りなそうだったのですが、減点のアナウンスが流れなかったので、セーフ。終わってみたら100点満点で1発合格しました!!!

この運転レベルでもう路上と言うのが恐怖でしかありませんが、とにかくまずは安堵! 窓口に行って、路上教習の予約をしました。すぐに始めたいけど、ちょっと他のこともあるので、来月まとめて教習をうけることにしました。年内に路上の合格までは行けるかわかりませんが、新しい挑戦は続きます!

試験はこんな内容です!

車の操作方法はこの動画が分かりやすいです。※車や教習所によって若干異なる部分あり


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