邦画『君たちはどう生きるか』/海外在住!日本のコンテンツが見たいあなたへ

■映画紹介

韓国生活の情報を発信しているブログですが、時折、韓国とは関係のない映画やテレビ番組の紹介をしています。私は日本の映画が好きで紹介したくなるから。また、このブログのタイトルにありますが、海外に住んでいると日本のドラマや映画を見たくなることはよくあるため、韓国在住者同士でも、「なにか今おすすめのドラマとかない?」という話題がよくあがります。友人同士で情報交換をするのもいいですが、このブログも参考になって、作品にふれるきっかけになったらいいなという気持ちもあって書いています。

あらすじ&解説

母親を火事で失った少年・眞人(まひと)は父の勝一とともに東京を離れ、「青鷺屋敷」と呼ばれる広大なお屋敷に引っ越してくる。亡き母の妹であり、新たな母親になった夏子に対して複雑な感情を抱き、転校先の学校でも孤立した日々を送る眞人。そんな彼の前にある日、鳥と人間の姿を行き来する不思議な青サギが現れる。その青サギに導かれ、眞人は生と死が渾然一体となった世界に迷い込んでいく。(引用:映画.com

予告編

ちょこっと感想(ネタばれ注意)

ジブリ作品が大好きな私は、作品が韓国にくると映画館に見に行くことがあります。今まで韓国でみたジブリ映画は、『ゲド戦記』『風立ちぬ』があります。『もののけ姫』や『ハウルの動く城』の時はまだ日本にいたので、日本の映画館でみたなあ。今回の『君たちはどう生きるか』は、日本では映画公開前に全く宣伝をしないという方法をとっていることでも話題になり、また見た人の感想も「難解である」ということでも話題になっていますね。

難解であると聞いていてから映画を見に行ったので、なるほど難解だなと思い、話の展開がいまいちよくわからないところもあったのですが、まずジブリ独時のわくわく感と不気味な雰囲気(ホラーではないがすごいドキドキする静かな怖さ)が今回もあるなと思ったのと、個人的には主人公の眞人の母親が自分の人生のことを「あなたを産めるなんて最高じゃない!」というシーンがあるのですが、そこでガッツリと心をつかまれました。ほんとそうだ。

ちなみに、SNSには書きましたが、平日の昼のソウルのはずれの映画館に行ったら全然人がいなくて、開始十分前に映画館に入ったら誰もいないという貸し切り状態。韓国でもこの映画は人気らしいので、時間帯と場所がそうさせたのでしょう。しかも、人気映画ということで一日に何度も上映されているので、人が分散されて空いていたようです。

結局、映画館には10人くらいの人が入っていました。しかも、開始一時間くらいで映画館の装置が故障するハプニング発生w 払い戻しをするか、同じ映画館内のもう一つの会場で1時間遅れでまた上映されているので、最初の数十分をまた繰り返し見ることになるけど、そのまま続きを見られますよということになり、時間があったので移動して見ました。なので、一回のチケットで前半の一部を2回見ることができるラッキー(?)な展開になりました。

そして、映画が見終わったあと、韓国人はエンドロールが流れ始めると帰ってしまうことが多いのですが、この映画でもそうでした。私はどの映画でもだいたいエンドロール全部聞いてから立つので(米津さんの曲も映画館で聞いてみたいし)、みんな帰っちゃって映画館のスタッフが掃除に入ろうとしてきて、私がいたので慌ててまた出ていきましたw 掃除しようと思ったら、ちょっと泣いてる客が暗闇に一人。驚かせてすみません。なんかこう、確かによくわからないところも多い映画だけど、心に響いてくる作品です。ぜひもう一度みて、またいろいろ考えた映画でもあると思います。

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