やっぱ距離感が近い、韓国の入院お見舞い文化

■韓国文化/歴史

韓国に長く暮らしていると、周りの誰かが入院することもあります。私も韓国の病院にお見舞いに行ったことがあるのですが、ここでも色々と驚く文化がありました。

勝手にいつでも病室に

(病状にもよるかもしれませんが)驚いたのが病院の面会時間が決まっていないこと。いつでも入口から患者さんの病室にダイレクトにいつでも行けました。さすがに夜中は出入り自由ではないところもありましたが結構自由。ちょっと怖いかも~って思いました。ちなみにそんななので、患者さんのベッドの横にあるロッカーは番号キーで鍵がかかるようになっていました。

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看護婦さんは医療行為しかしない

韓国で家族の誰かが入院するとなった時、手術直後などはほぼ24時間体制で誰かがつきそうことになります。もちろん症状が落ち着いてきたり、長期入院になれば違ってきますが。これは、韓国の病院は看護婦さんは医療行為がメインで小さなことは手伝ってくれないんです。そのため家族がかなり頻繁に付きそうか、誰も都合つかなかったらヘルパーさんを雇います。

義母が2週間入院したのですが、家族全員仕事があるので、手術当日だけはそれぞれの予定を合わせながら交代で付き添いました。まず地方から義兄が来て付き添い、仕事終わりの義父がきて付き添い、その2人が帰った次は夫が仕事帰りに病院に直行し泊まり、朝早くに私が病院に行き午後の途中までいて、次に仕事帰りの義父にバトンタッチして私は午後遅れ気味の出勤をし・・・という感じでした。

その後は幸い重病でないですが、滞在時間は数分でも何度もみんなでお見舞いに行きましたし、親戚も多く来ましたし、夫の友人も来たりと、やはり人間関係が濃いと言われる韓国だな~と感じました。初めて付き添いするので役に立てたか分からなかったですが、長く付き添いをしたのは初めてなのでここでも韓国文化ウォッチングができました。




・ベッドの下にベッド?

一般的な患者用の病院のベッドの下に、長椅子の背の低いようなものがあります。これは、家族が付き添いするので寝たり休んだりできるためです。ベッドの横に引っ張り出して使います。私も義母さんを手伝うことがない時はその上でゴロゴロしていました。

・和気あいあいの病室

他人だろうが関係なくおしゃべりで盛り上がる韓国は、病室がワイワイしていました。私にも声をかけてくれる患者さんもいたり、患者同士で食べ物を分け合ったり、なんか欲しいものがあったのか歩けないのでベットからベットに投げて渡してたり、みんなでドロドロの愛憎ドラマを見てやいのやいのしたりw 患者さん達ですが明るかったです!何度かお見舞いに行ったので隣のおばちゃんの患者さんとも私も完全に顔見知りになっていろいろ話してました(笑) 他の患者さんの雇われヘルパーさんも、ご飯食べた~?とか、シーツ変えた方がいいよ!とか教えてくれました。

・病室に冷蔵庫がある

外科だったので患者の好きな物を持ってきていれられる冷蔵庫があって、好きに使えるようになっていました。韓国のおかずを持ち込んでいる人もいました。ネットによると、退院した患者のおかずも残ってるとか・・・^^:うーん。

・確かに看護婦さんは医療行為だけ

今回は幸い回復も良かったので、手術したての日だけでしたが、点滴が切れたら看護婦さんに除去してもらうように言いに行く、レントゲン室まで連れて行く、トイレ入口までの付き添い、水の補充、食事トレイの片付け、シーツを洗濯室まで持っていて洗濯かごに投げ入れる、ベッドの角度の上げ下げなどが付き添いの仕事でした。うーん、日本よりやること多いなってw

 

以前、在韓日本人の友人たちが韓国の病院は完全看護でないと言っていたのはこの事かと思いました。年取ったら日本の病院がいいな~って思っちゃいました。病院食も全部韓国料理だったし・・・w 調子悪い時って和食がいいわねえ^^:

おかげ様で義母は退院!早く元気になって欲しいです(^-^)v


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