運転免許、皆さんはもっていますか?私は、日本で原付の免許だけはとったことがあります。でもそれも、わざわざ日本に帰国して更新することもなかったので、結局無免になってしまいました。免許・・・あった方がいいかなあ~でも海外で運転なんて考えたこともないな~という感じでしたが、今回、免許取得に挑戦中です!今日は、学院選びから学科試験合格までのHow toをまとめていきたいと思います。
韓国生活、免許は必要?
ソウルに住んでいる場合、車がなくても地下鉄・バス・タクシーという交通網が発達しているのでさして不便はありません。さらに、私たちもそうなんですが、日本でいうマンションみたいなところに住まない場合、駐車場が満足に使えなかったりします。そのため、免許取得はあまり考えていませんでした。
関連記事↓ 韓国で運転免許GET ~技能教習から技能試験~...kankokuwoyuku.com2019.11.10
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免許取得を思い立った理由
やはり結婚したので、子どもができるかもしれない状況になってくると、車がないと不便になるということです。さらに、将来的に家を購入するとなったときも、公共の交通機関が発達しているエリアは高額なので、ちょっと外れに住んだりする可能性もあり、その場合、車がないと不便です。また、年齢を重ねるにつれやることが多くなることを考えると、駅まで歩いて⇒電車やバスに乗り⇒また歩いて目的地へという時間が多いのはきついなというのもあります。
だったら妊娠する前に免許を取ってしまいたいと思いはじめていたところ、たまたま会社の同僚の日本人も免許を取るというので、一人で挑戦するのは心細かったけれど、仲間もできたので頑張ってみることにしました。
あと、韓国の免許取得の基準はどんどん変更があるようで、今は学科が合格ライン60点なのに、2020年から80点になるというので、これは急ごうと!
さらに、日本でも実家の方で必要な時や日本や世界を旅行する時に免許があれば選択肢も広がるなと思っています。
※車がないのでペーパーになりそうな心配はありますが(笑)
韓国での免許取得の大まかな流れ
①3時間の座学(학과교육)
②学科試験を通過(학과시험)
③教習所で4時間学ぶ(장내기능)
④教習所のコースで運転試験(장내시험)
⑤道路教習を6時間学ぶ(도로주행)
⑥道路のコースで運転試験(도로시험)
※とっても短いですよね?そのため、試験に落ちる人が多いです。
自動車教習所の選び方
日本では自動車教習所と言いますが、韓国では運転免許学院(운전면허학원)と言います。時間や費用などをチェックして自分にあったところを選びます。
・時間:仕事をしている場合、会社帰りか土日祝日に行くしかないです。学院によって、夜は何時までなのか土日両方やっているのかなどが異なりますので調べます。(2箇所調べましたが、1つは夜間の教習はあるけど人が集まれば開催という曖昧なところもありました)
・混雑具合:免許を取りたい人が多いので、教習の予約がなかなか取れないところもあります。問い合わせてみればOK。
・費用:学院によって費用が少し異なります。システム上、試験に落ちやすいので、追加の試験や教習で追加料金がかかるんですが、中には追加料金が数回まではかからないという学院もあります(その代わり初回で払う料金が高いです)
免許取得費用
日本では運転免許取得は20~30万円くらいだと思いますが、韓国ではもろもろ足しても10万円くらいしかかかりません。
今回、私が払ったのがこちら↓
・学科+学院内4時間の教習費:260,000ウォン
・道路6時間の教習日:402,000ウォン
・保険:14,300ウォン
・学科試験:10,000ウォン
この後、学院内の運転試験で59,000ウォン、道路での試験が60,000ウォン別途かかるそうです。で、試験に落ちるたびに追加で試験代を払うことになるのと、念のため再試験前に運転を習いたいときはまた追加料金を払うことになります。また、すべて合格後の免許交付に7,500ウォンかかります。
全部一発合格したら、8万円くらいで免許が取れてしまいます。どの学院もこれくらいのようです。
学院に登録に行く
通いたい場所が決まったら登録に行きます。オンラインで可能なところもあるようですが、私が選んだのが訪問受付のみの学院だったので、まずは登録だけと思いふらっと行ったところ、今からでも学科3時間できるから受けていけば?と言われラッキーでした。
【申請に必要なもの】
・身分証明書
・カードなど支払いができるもの
・現金(保険料が現金のみ可能だった)
【申請時にもらえるもの】
・学科の問題集
・運転に関する知識のつまった冊子
・出欠確認のIDカード
・その他案内パンフレット
夕方5時からの学科に出ればいいからと言われたけど、係の方も焦る様子もなく手続きしてたら5時過ぎてました^^:でも最初5分位しかたってないので、別にいいそうです。ゆるい~
韓国語でマシンガントークの座学
座学は、3時間で多くのことを伝えようとするので、担当のおじさんのかなり早口でした。しかもそれが韓国語・・・正直、3時間中2時間目くらいまでは韓国生活が長い私もうまく聞き取れませんでした(笑)3時間目になってようやく耳が慣れてきて自然に内容が聞こえてきました。一応、試験に関係ある内容を話していました。あとは、安全運転のために動画などを見ます。1時間ごとに出欠確認をするので、IDカードと指紋認証で受講完了の登録をしました。
学科試験の勉強のコツ
学院でもらった学科試験の問題集の内容から必ず出るのでそれを覚えればOK。とは言え、試験は928問あります。そのうち、試験にでるのは40問です。
以前は日本語でも試験が受けられたのですが、受験者が少ないという理由で2018年に打ち切りになり、英語・中国語・ベトナム語しかありません。やばいよやばいよ!
とりあえず私は問題集の問題を全部目を通しました。はじめは一問一問解いていきました。ただ、かなりの量なので途中からは正答だけをチェックしました。試験前の土日はみっちり勉強でした。
また、今回かなり役にたったのが、運転免許プラスというアプリ。これはすごいです!問題全部見られるし、アプリがランダムに問題を出してくれ採点もしてくれます。模試ができちゃうわけ。これを、会社帰りの電車の中で毎日1回はやるようにしました。はじめは60点台しかとれず、合格ラインぎりぎりでしたが、問題集とあわせて毎日模試をやるにつれ、80~90点台になりました。
特に動画の問題が1問5点と配点が高いので落とさない方がいいです。必ず15つの動画問題の中から1つが出るので、すべての動画問題の答えを暗記しました。もう早押しできるくらいに覚えました(笑)
あと、地味に道路標識で落としたくないので、それもなるべく追い込みで覚えました。他の問題は、一時停止と徐行するとか安全を重視している文章を選べはOKで、正直、どんな違反をしたらいくらの罰金かとかの問題も大量にあるのですが覚えきれないです^^:
試験の受け方
試験は学院ではなく、免許試験場に行ってうけます。受験料と身分証、証明写真を2枚持っていきます。
総合案内で申請書をもらい記入。再度持っていくと、国の公団の健康診断の結果を照会してくれて、視力と聴力などが問題ないことを入力してくれます。国の健康診断を受けていれば、試験場で検査をしなくていいので楽ちんです!
次に番号札を受け取り、別の窓口で書類を出し受験料を払います。受付が完了したら試験部屋へ移動。平日の9~16時の好きな時間にいけば受けられると聞いていたので、何も考えずに10時55分位に試験場に入ったのですが、11時10分~13時まではご飯時間で試験を受けられないそうです。そんなこと、聞いてなーい。午前に入れてよかったです^^:
部屋の前に座っている係員に受験票を見せると、座る机を指定されます。すべてパソコンで試験を受けるようになっているんです。パソコンのうしろにスマホ置き場があるので、電源を切ったスマホをそこにおいて、画面の案内にしたがって試験をときます。
コンピューターで試験を受けるので、隣の席の人とも問題が違うので、カンニングはできません(笑)
また、ポチポチ押して行って試験終わりのボタンをクリックすると、パソコンの試験なのですぐに点数がでます。ドキドキ!
なんと無事86点もゲット!合格ライン60点より全然上でした♪勉強してよかった!
ちなみに、試験が終わったらまた前の係員のところにいって印鑑をもらうのですが、合格すると「おめでとう」と言われ、落ちると「明日からまた受験可能です」と言われます。ちなみに、それ以外も係員が気楽におしゃべりしているので試験中ちょっと気が散りましたが、ゆるくてよし(笑)
合格の印が押された合格証は、通っている学院に後日提出します。
試験会場の外で名刺を渡すおじさん?
会場から出てくると、おじちゃんたちにやたらと名刺を渡されそうになります。これはたぶん、学院に通わずとも、もっと安く運転を教えてくれるおじさんたちらしいです。よくわからないので、ちゃんと学院に通いましょう~^^:
さて、次のステップは学院での運転練習+多くの人が1回では受からないという運転試験に挑戦です!また合格したら書きたいと思います。
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